締めのワイン

ポルトガルでは熟成しトウニーポルトやマデイラ、イタリアならヴィンサントやマルサラ・ヴェルジーネなど、食後の一口はそれ自身がデザートとして、お食事の締めを演出してくれます。マデイラやポルトは抜栓後も、保存状態が良ければ数週間味をキープすることができます。また、少々味が落ちてきたらお料理に使えばいいわけです。そう考えると、一本あたりの値段は高いのですがコストパフォーマンスは悪くありません。イノワインでも10年熟成マデイラを販売しております。ぜひお試しください。
さて、マデイラの国、ポルトガルでの経験をお話しします。高級レストランで食後酒を頼めば色々出してくれますが、お財布が気になります。街中のレストランでも、並級のものならあります。リスボンの人に聞いたら、「オールドヴィンテージのポルトやマデイラなら、カフェに行けば飲めるよ」と。さすが歴史あるワイン国ポルトガル!早速行ってみると、リキュールやブランデーに負けない本数のポルトやマデイラの瓶が立っている。20年物などざら。カウンターでグラスで飲める。何種類も楽しむことができ、しかも瓶で買うより格安。ポルトガルに行かれる皆さん、ぜひお試しください。
未成年者(20歳未満)の飲酒は法律で禁じられています。