高コスパ、ブルガリアワイン登場

 南ヨーロッパのワインが中心のイノワインですが、東欧のブルガリアワイン初登場です。店主もまさかブルガリアを扱うとは思っていませんでしたが、いつもの食卓で気軽に飲め、翌日も美味しく、料理と寄り添うというイノワインの条件にピッタリのワインなので選びました。ブルガリアはヨーグルトだけでなくワインの歴史も大変古いものですが、社会主義時代にはワインの生産販売は国営でしたので画一化されていました。その後、現在までに、元から実力を持った生産者達が高品質のワインを造りだし、黒海エリアやドナウ平原での設備近代化や西欧からの指導も相まって、市場低価格且つ高品質のが流通するようになっています。
 80年代あたりまで、日本の赤ワインとしてサントリーのデリカやレゼルブなどの裏ラベルに「輸入ワイン使用」と書かれていました。実はこの「輸入ワイン」のうち、かなりな部分がブルガリアのバルクワインだったのです。ですから、皆さんも気づかないうちにブルガリアワインを飲んでいたかもしれません。だからというわけではありませんが、どことなくおとなしい性格は和食はじめ、日本の洋食屋さんの味、お寿司などにとても相性が良い気がしますし、事実とても良いのです。お値段も、品質を考えたらかなりお得です。この機会にぜひお試しください。
 
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